ギフテッドの子にボードゲームとか ホームスクールとか

子供とホームスクールで遊びまくってます。色々家で教えてきたので手作り教材とか多め。ボードゲームも好き。子供にフラワーアレンジメントとか。遊戯王歴8年、親子で駆使するデッキは300個以上。遊戯王のオリカ作成、デュエル中のディレクターや音響さんは子供が担当。

生後すぐから10年くらい英語・多言語やってみた(7) スカラスティック・ブッククラブ

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アメリカの大手出版社のスカラスティック社。
赤いロゴとトレードマークの真っ赤なでかいぬ、クリフォードで有名。
英語学習教材を多く出版していて、アメリカの小中学校では毎月購入のチラシが配布されてるとか。カタログを見て注文すれば、欲しい本がかなり割安で買えるシステム。
https://clubs.scholastic.com/on/demandware.store/Sites-rco-us-Site?src=NEWRCOSIGNIN
日本でも、英語教室を主宰されてる方などがちらほら居て、ほぼボランティア状態で取りまとめして注文を受付してくれていたんだけれど、数年前にスカラ社がハードルを上げてきて、学校や、スカラ社が審査して通った団体しか購入できなくなったみたい。
で、仕方なく、それまで出来ていた共同購入もできなくなったり、個人の新規受付をやめる団体があちこちでありました。探せば今でもやっているところあるかもしれないし、英語教室さんなどが頑張れば団体購入できるようになるかもしれないけれど。
その時点では私も、そこそこ本も集まったし潮時と辞めました。
でも数年間、運よく取りまとめている人に出会えたおかげで、可能な限り毎月、カタログとにらめっこして購入できていて、楽しかった。

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子供がまだ小さかったので、ぴったりのレベルをというよりも、今買えて将来使えそうで、なるべく割安なものを・・・あっ、これ欲しかったのが信じられない価格になってる!とか選びながら、わら半紙みたいなペラペラのカタログに丸つけ。そして取りまとめ役の方に連絡。一か月ほどすると、届いたので代引きで発送しますねという連絡が来て、送って頂き、お楽しみの開封・・・というワクワクでした。

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実際に購入した例。アメリカのお金についての本。カタログ部分。

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これが、その本です。5冊のセットだった。

カタログもペラペラなら、送られてくる商品の本も、ほとんどがハードカバーでなくてペーパーバッグ。だから価格がとても安い。出版社が自社商品をペーパーバック版にして共同購入扱いにして大量販売にできるから安いんだなって思いました。大手パワー凄い。
取りまとめをした学校や講師には、スカラ社からお礼として本がプレゼントされるので、それをまた教室に備え付けていって、生徒たちに役立つライブラリーを作ってねということらしいです。

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幼児向けカタログ「Honey Bee」
セールがあったりお得なセット買いができる

毎月、カタログ内でお勧め本があったりして、1ドルぽっきり!とか、このセット今回71%オフ!などのセールも設定されてた。
特にねらい目は、毎月必ず設定されていた、CD付きの3~5冊セット。それで15ドルから20ドルくらい。1冊にそのCD付きの本だと、ものにもよるけど3ドルくらいでした。

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まとめ買いはいいけれど、I SPYこんなに要るのか・・・?

英語が得意でないと、やはりCDつき読み聞かせ絵本は魅力というか、欠かせないですよね。これでかなり賄いました。
カタログは季節にも敏感。クリスマス直前にはクリスマス本、ハロウィンには勿論ハロウィン関係、日本ではなじみが薄いけれどイースターやサンクスギビングにはその関係の本が綺羅星のように並び、見ているだけでも文化の参考に。
そのほか、たまに、ちょっとした実験用具、文房具、パズルやぬいぐるみなども商品として上がっていて、思わず手を伸ばしたくなる。

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ちょっとお兄ちゃん向けのカタログ「TAB」

スカラスティックお得意の写真系サイエンス絵本も、沢山載っていました。
今カタログ見ると、DSソフトもありました。
そういえば、絵本をそのままDVD化して紙芝居的に静止画が切り替わりながら音声が流れる、自動読み聞かせ絵本のセットもありました。興味ひかれて思わず5枚くらいのDVDに100話ってのを購入。「No, David!(邦題:だめよ、デイビッド)」から、アメリカで最も古い絵本と言われている、ワンダ・ガアグさんの古典的名作「「MILLIONS OF CATS(邦題:100まんびきのねこ)」まで、さまざまな絵本が詰め込まれていました。私は絵本は早読み派で、あまり間を持たせて読みきかせないタイプなので、静止画の切り替えの間の取り方に耐えきれず、知人にお譲りしてしまいましたが・・・。考えてみれば8倍速くらいで使えば良かったのかも。


カタログはスペイン語専用も含め数種類

カタログは、年齢やニーズによっていくつかに分けられていて子供全般の「Firefly」「SeeSaw」「Lucky」赤ちゃんから幼児向けの「HoneyBee」ちょっとお兄さん向けの「TAB」「ARROW」などがありました。

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たまにしか入ってこないカタログだけど私が特に嬉しかったのは「Club Leo」っていうスペイン語の絵本専用カタログで、「おさるのジョージ」など有名絵本のスペイン語バージョンからスペイン語読みきかせCDつき絵本、歌のCD、ちょっとした図鑑まで選ぶことが出来ました。

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またこのカタログに限らず、fireflyなどでも、英語とスペイン語のバイリンガル表記絵本が用意されていることもあって、そういうのは逃さずチェック。上段にスペイン語、下段に英語というふうに並べて表記されているので上下照合しやすく、「この単語はスペイン語ではこう言うのか」などと語彙を増やしたり推測読みにほんのちょっとだけど役に立ったりしています。

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バイリンガル表記。便利。

見てるだけでも癒されて、どんな本があるのかざっとでも分かっていくブッククラブは、夢のよう&とってもお役立ちでした。