ギフテッドの子にボードゲームとか ホームスクールとか

子供とホームスクールで遊びまくってます。色々家で教えてきたので手作り教材とか多め。ボードゲームも好き。子供にフラワーアレンジメントとか。遊戯王歴8年、親子で駆使するデッキは300個以上。遊戯王のオリカ作成、デュエル中のディレクターや音響さんは子供が担当。

生後すぐから10年くらい英語・多言語やってみた(3)CTP絵本ほぼ全部とCTPマイナー教材も

CTP絵本全部、CTPその他のマイナー教材、かなり使ってみたf:id:boardgame-giftedchild:20200206151129j:plain

英語絵本だって、日本語絵本と同じように読み聞かせすれば当然同じ効果があるはず・・・。英語耳のほうはかけ流しで作りながら、日本語絵本と同じレベルを設定し、英語絵本を大量に毎日インプットしてやるにはどうすればいいか。CTP絵本は10数年前でも有名で、その手の需要にはばっちり応えてくれました。
アメリカの会社のCTP社(Creative Teaching Press社)の子供向け教材としてあまりにも有名なのですが当時私が手にしたパンフレットには、ずらりと並ぶ絵本の写真。その数144冊、レベル1・2・3に分けられていて、1レベルは48冊。全てにCDが用意されていて、バラ買いやセット買いなどいろいろな購入形態がありましたが、思い切ってレベル1全てをCD付きで購入。なにせ絵本が、写真絵本だったり個性きついイラストだったりすごく楽しかったのです。

音声はアメリカ英語

最初から、アメリカ英語での読み上げや歌だと分かっていました。それはそれでよし。大量の絵本という条件を満たしてくれているのだから。ペラペラの薄手のペーパーバックだから場所も取らないしね。
6冊の絵本に対して1枚のCD。1冊の絵本に付けられたトラックは男声もしくは女声での素読みVer、それプラス子供たちが声を揃えてのリピートVer(素でリピートするものもあれば、チャンツになっているものもあり)、一番最後に工夫と変化を凝らした超楽しい歌verでした。
おお、この素読が歌になるとこんなになるのか!という驚きがあって。
ラップ調のもの、童謡っぽいもの、ジャズ風味、カントリー調、川のせせらぎや鶏の鳴き声など雰囲気たっぷりの効果音で聴かせるものなど、さまざまでした。
いずれもそこそこノリが良かったです。

どう使ったか

生後5-6ヵ月の時点で手に入れすぐさま英語絵本として使いました。
これも1か月交代で、6冊(CD1枚)→6冊(同)→6冊(同)と進めていきました。8か月でレベル1終了、すぐさまレベル2、その後レベル3へ進めました。
しかし。さすがにレベル3ともなると、それまでに100冊近く同じ傾向のCDを聴いているわけです。絵本のネタやキャラクターもレベル1や2と少し被り、新鮮さはいつしか薄れ、やっつけ仕事になった面は否めませんでした。
それでもまだ子供は2歳そこそこ、インプットの黄金期に変わりはなく、使えるものは使えというわけで最後まで1か月交代サイクルは続け、苦行完遂。私ならレベル2までの96冊でやめていたら丁度良かったかもしれないです。CTP絵本全部やろうとするなら、長丁場になるので、ところどころで飽きているかどうかのチェックはあってもいいと思います。

絵本読み聞かせとしての効能

赤ちゃん時期にCTP絵本を使っての、絵と音声の完全一致等は、望んではいませんでした。例えば1歳前後の認知力や視力だと、写真絵本の、前面の物と背景との区別もまだつきにくいようですし。
CTP絵本のレベル1には、「The Four Seasons」もあっておっそろしく簡単な文章なんだけれど、0歳や1歳の子に季節の概念を分かれっていっても困難なので、例え文章が簡単でも、イコール絵本の内容が簡単だ、とは言えないんですよね~。
というわけで、内容を理解させようとか、覚えたかどうか確認して元を取ろうとかは思わずさらっと。
とりあえず、当時の私はCTPにはそれは望んでおらず、大量インプット用の雑多な音声情報であればいい。その役目としては最適な絵本群でした。
わが子の英語教育の礎となるがいい。
すみません今自分かっこつけました。単に大量にCTP使っただけです。
本筋のCTP絵本に少し飽きてきたあたりで、CTP社の他の教材も気になりだしました。

「CTP Character Builders セット1 6冊 CD1枚」
「CTP Character Builders セット2 6冊 CD1枚」

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絵本の雰囲気は、ベーシックなCTP絵本と変わりないのですが、これは曲がかなりいい!当たりです。1曲1曲がかなり出来の良い長めの「いい曲」になってます。主に道徳的なお約束ごと(あきらめないでやろう、お友達になろう、一緒にやろう、きまりをまもろう等)が絵本の筋に沿って展開されていきます。


「Sing & Read with Greg & Steve」もしくは「Greg & Steve Readers Varity Pack」

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個人的に超おすすめ。CD一枚にペーパーバック10冊。ところが入手困難。なんで取り扱いなくなっちゃったかなあ。
Greg & Steveのコンビ、この人達、子供向けソングを沢山歌っているようなんですけれど、アクション系ソングやロック・ナンバーもすごくうまいけど、メロウ(死語?)な歌を歌わせた時に本領を発揮すると思うんですよ。「The World is a Rainbow」とか「Rhyme Time」とかちょっと聞き入ってしまいます。「Let's go to the market song」も、食材の名前がいっぱいで楽しい。日本と違って、オートミールやトルティーヤが当たり前のように出てきました。
このシリーズだけは、教材CDという枠をこえて本気で気に入ったCDとして手許にしっかり残しています。子供と本当に楽しんで一時期しっかり聴き込みました。

「Dr.Maggie'sフォニックスリーダー」
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CD6枚、全24冊が6つのパックに分かれているセット。フォニックスを歌で学ぶ教材。フォニックスなんで、チャンツや歌に乗って、日本人には一見意味不明の言葉の繰り返しが続いて、普通の歌を想定していた場合はハア?となりました(私)が、かけ流しで押韻を覚えさせるのにいいと思います。
個人的には、かなりクセの強いパックで印象に残っています。クセ強いながら、かけ流し教材として1CDを1か月として、6か月で終えました。

「Dr. Jean Readers」

博士であって作曲者でもあるらしいDr. Jeanさん監修。
入手困難。これ歌教材としてCTPのCDの中でも一曲一曲のクオリティ高くてすごく良いものなのに!詳しい事はわからないけれどDr. Jeanさんのオリジナルソングの他にもアメリカでポピュラーな遊び歌などがそのまま使われているものもあるみたい。
ショッキングピンクがテーマカラーの、全般に可愛らしい雰囲気の本が12冊ついていて、CDは女声。ちょっとピントのボケたハスキーなやわらかい声で、終始心地よくふんわり聴けた。この声質が好き。
よい曲、よいアレンジぞろいで気づかなかったけどよく聴いてみると意外と難易度高いこだわりのメロディが多くテンポの速い曲などはアウトプットするのはけっこう難しいかも。歌いたい人用には上級者むけ?
特に良かったのは「My Hands On My Head」で、オリジナルは英語のみだけど、このDr. Jeanアレンジでは英語とスペイン語の両方で体のパーツを次から次へと教えてくれました。

「Itty Bitty Phonics Readers」

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これ、イチオシ!以前はCD2枚組を、絵本セットと一緒に購入できたのですがCDは絶版となり、CTP社のサイトからダウンロード販売になっているようです。モノクロのミニサイズ絵本が36冊のセットです。フォニックス教材なのですが、もはやそんなことはどうでもいいぐらい、CDの音声が楽しい。読み上げはCTP絵本のおなじみの男性の声なのですが、ジョークたっぷりのこちらの絵本の読み上げのほうが似合ってる、この人。
フォニックス教材ってこじつけだらけで絵本として面白くないものもあるように思いますけど、これはその難点のストーリーも冗談で強引に通してて笑える。
絵ものびのびしててすごく可愛い。

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