ギフテッドの子にボードゲームとか ホームスクールとか

子供とホームスクールで遊びまくってます。色々家で教えてきたので手作り教材とか多め。ボードゲームも好き。子供にフラワーアレンジメントとか。遊戯王歴8年、親子で駆使するデッキは300個以上。遊戯王のオリカ作成、デュエル中のディレクターや音響さんは子供が担当。

何が何でも数字を出しきれるか ザ・ゲーム

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一見、七並べにも見えるわけですよ。ところがよく見ると数字がとびとび。
その名も「ザ・ゲーム」は、数字カードを出しきるためにいまできる最善の手は何かとさんざん頭をひねるゲームです。ほどよい見切り発車力もないと、到底、完全勝利には及びません。
どのカードが出たか等のある程度の記憶力も欲しいところですが、全100枚ともなるとそうはいきません。

あそびかた

最初に、場に「1」「1」「100」「100」の4枚のカードを起点として並べます。

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残りの2-99枚までのカードは1枚ずつ存在しますので、それを手札として所定の枚数配ります。手札は減ると補充されます。
起点のカード「1」の上には昇順、「100」の上には降順で手札を出してゆき、山札もふくめ全てのカードをうまく出し切る事が出来れば完全勝利となります。
ここでは、上に重ねると見にくいので便宜的に横に並べています。)

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4列使えるとはいえ、ちょっと下手な出し方をするとすぐに行き詰まります。
できるだけ数をセコく詰めて出しましょう。
ところが救いの神の特別ルールがひとつありまして、ぴったり10戻る数字の手札があれば、それを出すことができ、これが大きいんです。

例えば、1の次に31を出してしまうと通常は32以上の数しか出せないのですが21なら、ぴったり10戻る数なので出せるんです。f:id:boardgame-giftedchild:20200201032740j:plain

そして22以上の数から出せるようになります。うまく使えば、さんざん他のカードを出しておいて、いっきに10とびで若返ることができます。このテクニックが完全勝利のコツに必須。

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なんと、さんざん出しておきながら90まで若返ることが出来ました!
完全勝利に少しだけ近いソロプレイ

ソロなら全てのカードをおぼろげにでも把握しながら、「そろそろこれ出すのはもう仕方ないかな・・・でもまだ10や9が出ていないからいまここで手元の4を出してしまうのはやばい、もう一列も死んでるし・・・でも必ず手番では2枚出さないといけないから、どうしてもというのなら4は温存して、仕方がないこちらの列に、勿体ないけれど67を出そう。あーいっきに数字が進んじゃったよ、この列もうダメかな、でも起死回生の57が出てくるかもしれない。いや待てよ、57もう出てたっけ」なんて心の中で激しく葛藤しながら楽しむわけですよ。
やはり一人で管理する分、完全勝利になる率は、複数人数プレイヤーでやる時より上がります。
私もコツがわかってくると何度かありました。
どうしても場に出せなくなった時の残り枚数が10以下なら、それに準ずる勝利となります。

複数人数でやると意思疎通禁止でぐちゃぐちゃに

複数人数でやるときはルールが少し変わり、協力ゲームとして目的は同じなのですが具体的な数字を言っての談合禁止。その列やめてーとか、次そこしか無理そう、など曖昧なことしか言えません。

拡張ルール「オン・ファイア」

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青いカードは拡張ルールで、慣れてきたら、おしりに火が点くスパイスとしてどうぞ。22、33などの6枚のカードを通常の22や33と差し替えて同じように使います。これが場に出て来たら、必ずそのターン中に、その列に手札からカードを出さなくてはいけないという強制ルールが発動して予定がガタガタになるのですが、それでも勝利をめざして頑張るのです!
ソロの場合でもこれは同じです。
勝利してもしなくても、むきになって立て続けにやりたくなるゲームでした。