ギフテッドの子にボードゲームとか ホームスクールとか

子供とホームスクールで遊びまくってます。色々家で教えてきたので手作り教材とか多め。ボードゲームも好き。子供にフラワーアレンジメントとか。遊戯王歴8年、親子で駆使するデッキは300個以上。遊戯王のオリカ作成、デュエル中のディレクターや音響さんは子供が担当。

生後すぐから10年くらい英語・多言語やってみた(6)フォニックスドリルとライミングドリル

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パルキッズキンダーという大物を終えて、サイトワーズドリルも少し時間はかかりましたが終了したころには、1日数枚は難なく楽しめる年齢でしたので、引き続きとても魅力的に見えた児童英語研究所さんのフォニックスドリルへ進みました。
当時は紙媒体での提供。どさっと重たい12冊くらい(正確には忘れました)のドリルとCD付き。
かさばったけれど、フォニックスドリルもライミングドリルも、現在のダウンロード版と違って、いろいろ用意する手間は少なくて助かりました。
後はとにかくドリル1から順番にひたすら毎日一枚を、該当CDトラックをかけながら指示に従って行う!それだけでした。

シンプルかつ効果的なフォニックスドリル

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さてプリントを1枚ずつ、ドリル1から順に見ますと、まず基本中の基本の母音a e i o uでそれぞれ数枚ずつ、専用プリントが用意されていて、徹底的に、a という文字を見たらどう反応するかを繰り返し繰り返し叩きこまれます。また、同じプリント内でそれを使った単語を9個ぐらいを限度に、音声にのせて指さし確認もし、使用例も具体的に叩きこまれます。
叩きこむ、というと表現は悪いのですが、見たら自動的に脳内でその音声が響くようになるまで刷り込むということです。しかも毎日、同じプリントをやるのでしたら苦痛ですが、微妙にテイストや、パズルや、丸つけや線でつなぐ簡単な作業が違っているので少しそそられる感があり、「ものすごく楽しいというわけではないけれど、何となくスラッと一種機械的なまでにシンプルに終えてしまえる毎日の作業」という感じ。作業ゲー。そうですRPGのレベル上げにも似た。
ところがこの淡々とした点が本当に力がついて、続く要素でもあって。
母音が終わるとすぐに、ひとつひとつの子音が、同じパターンで徹底的に続きます。
b c d f g h j・・・と、zまで一通りの読みを同じく叩きこまれます。この時点でドリル数冊。
それが終わると2文字の子音の sh ch th ng ckなど、二文字の母音のoo ou oi au oyなど、さらに連続子音のsm sk gr fr bl sw thr str などが、この世の終わりまで続きます。
他にもまだ覚えるべきものがあり、それら全てを(おそらく)網羅していたと思います。(細かい内容については、もうドリルを使いきっているので違いがあったらすみません。)

ライミングドリルはさらに上をいく!

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フォニックスドリルと同じ感覚で進めることができるのがライミングドリル。さらに上級編です。
またドリルが12冊ぐらい。大変ですが慣れたものです。押韻のいいところはまとめて単語を覚えられるし、同じような読みに当たっても推測してどんどん読めるようになっていくところなのかな?とド素人の私でも、このプリントの内容を見れば分かりました。
例えば「ple」のプリントをやると、maple topple simple people などの単語が苦もなく読めるようになっていったようです。その押韻に対してのマザー・グースの暗唱用プリントもそれぞれ用意されていました。音声だけ聴くと早口言葉みたいでしたね。

二つの作業ゲー、もといドリルを終えて

うちの子供の場合、単語をひとめで、ひとかたまりで認識する能力はついていると思います。
同時に、単語を見たら初めて見る単語でも脳内に音声が響くと本人は言っていますのでとても効果的だったのではないでしょうか。やって良かったレベル上ゲー。