結構前から子供が通ってる、ガラクタアート教室。ふんだんな素材がごろごろした変なアトリエで、いろんなものが出てくる。子供もお気に入りで続いてる。あと数年は行くつもりらしい。
飾られてる作品は、すべて子供たちの手作りの一点もの。へんなものばかりで、凄い。（褒め言葉）トイレットペーパーの芯だけで出来たすばらしく大きなお城、新聞紙をくしゃくしゃにして固めて作った怪獣たち、粘土にめちゃくちゃに埋め込まれたビーズのオブジェ・・・。段ボールアート。
すべて常識を打ち破ってきて、行くたび、こんなのあるの！？って所狭しと置かれた作品を見るのが楽しみ。
子供は、思わず触っちゃって、誰かの作品のガンダムのプラモの全身がもろくバラバラって崩れた時には驚きながら大喜びしていた。壊しちゃだめじゃんって言ったら「でもほんとに、これビームサーベルかっこいいなと思ってちょんって触った瞬間にバラバラって全部崩壊したんだよ！」って笑い転げてて・・・
確かにそれ、絵としてはすっごい面白いけどね。接着があまかったり古くなってたんだろうね。なんか、そういう壊れ系のネタが子供は大好きで、今日も「スーパーで見たお菓子に、ゴキブリキラーと同じ成分が入ってたよ！！」って大喜びしていた。サッカリンナトリウムらしいんだけど。
ガラクタ素材効果
それはともかく、通ってて思ったんだけど、ガラクタ素材触ってるとなんかストレス解消されてくる。
それと、「こんなもの使えるんだ」「これ、あの捨ててる部分がこんなに面白い素材になるなんて」「だったらあれも、これも使えそう」「割れたＣＤケースも・・・」なんていろいろ、素材を触りながら思い巡らせることで、発想の転換になったり、適当に貼りつけたり切ったりするラフさに、すごく癒される。
こうでなくっちゃとか、きれいにしなくっちゃとか、全然思わなくていいから。
先生達も「あ、それ面白いですね」「それもいいです」とすごく緩い。
あと、好きな事やってる人達って、心なしかみんな若やいでる。
私も、面白そうな廃材集めるようになりました。スパークリングワインのコルクはまんま人形をしているし、緩衝材はたいてい面白い。
子供は今、廃材で枠つくったりキャンバス張ったりスプレーペイント（吹き付け）をやってる。吹き付ける時はマスクをして、表に出て風でシンナー臭が飛ぶような中でやらせてもらってる。陶芸も時々あって楽しげ。
家でちまちまやってきた工作
家だと、そういうのは出来ないのでありがたいです。どうしても素材も折り紙とか画用紙とかゴム風船とか無難なものになりがち。もっといろいろやってみたいけど。子供自体がそんなに乗り気じゃなくてＰＣのパワポで熱心に何か作る方がよほど楽しそうなので、たまにはアナログに持って行きたいという程度で。
落ち葉を画用紙に貼りつけて、その後くるっと巻いて円筒にして、中にライトを入れてランプにした。
オアシスをコーン状に削って、プリザーブドフラワーなどを挿したクリスマスツリー。
工作用の太めの針金に木製ビーズを通して、赤ちゃん時代のおもちゃの台に強引につなげて作ったビーズコースター。これは面白かった。
切り紙をストローをかませてつなげて天井からモビールに。
いつも過ごす部屋の壁は、子供が小さい頃の落書きでこっぴどくやられているけど一応、もともとは白で、シャガールの画集から絵を切り取ってあれこれ貼り付けてみました。直接、のりで。クリスマス用に貼りつけたんだけど、なんか気に入ったのでそのまま。
